対象製品 : IJCAD 2013 以降
受け取ったデータを開いた場合など、寸法の矢印部分が正常でない状態になっている場合は、寸法の矢印図形に使用されているブロック図形が標準のものから書き換わっている状態が考えられます。
このような場合は、次の手順で対処します。
- この記事に添付されている寸法矢印のブロック図形をダウンロードします。
(ミリ単位の図面ファイルの場合は、「寸法矢印ブロック_iso.zip]、インチ単位の場合は、「寸法矢印ブロック_inch.zip」) - ダウンロードしたZIPファイルを任意のフォルダに展開(解凍)します。
(展開したファイルには、寸法矢印のブロック図形一式が入っています。) - 寸法図形を選択して、プロパティウィンドウからおかしな状態の矢印ブロックの種類を調べます。
矢印種類に対応するブロック名 - 塗り潰し矢印: ブロックではありません。
- 空矢印:_CLOSEDBLANK
- 閉矢印:_CLOSED
- 黒丸:_DOT
- ティック(太):_ARCHTICK
- ティック:_OBLIQUE
- 開き矢印:_OPEN
- 白丸1:_ORIGIN
- 白丸2:_ORIGIN2
- 90度開き矢印:_OPEN90
- 30度開き矢印:_OPEN30
- 小黒丸:_DOTSMALL
- 空白丸:_DOTBLANK
- 小空白丸:_SMALL
- 空白四角:_BOXBLANK
- 塗り潰し四角:_BOXFILLED
- 空白データム:_DATUMBLANK
- 塗り潰しデータム:_DATUMFILLED
- 波形:_INTEGRAL
- なし: _NONE
- ブロック挿入(_Insert)コマンドを実行し、ブロック挿入のダイアログにある参照ボタンをクリックします。
- 3で確認した矢印の種類の応じて2で展開したファイルからブロックを選択して開きます。
- ブロック再定義のウィンドウが表示されるので、「ブロック再定義」をクリックします。
- 適当な位置にブロックを挿入して削除します。
- 再作図(_regen)コマンドを実行して、表示を更新します。
上記の操作で矢印図形が更新されます。