対象製品 ：～ IJCAD 2024 時点
寸法値の設定では、表示精度の桁数以下の精度部分は"寸法値の丸め"（DIMRND）の設定により
最も近い倍数に四捨五入で丸められ、切り捨てや五捨六入などでの丸め処理はできません。
寸法値の丸めと表示精度の組み合わせによる寸法値の結果サンプル
（左上のマジェンタの寸法値がオリジナルの数値）
切り捨てで表現したい場合は、自動的に計算される値ではなく、「寸法値の優先」に値を記入することで対処します。
この際に、LISP などのプログラムを使用して記載すると簡単に反映することができます。
LISP によるコマンドのサンプル
(defun C:DIMFIX_Sample (/ x)
; 選択した寸法の寸法値を整数で切り捨てた数値にするコマンドのサンプル
(setq x (entget (car (entsel))))
(entmod (subst (cons 1 (itoa (fix (cdr (assoc 42 x))))) (assoc 1 x) x)))
(defun C:DIMFIX_Sample2 (/ x)
; 寸法値を小数点一桁で切り捨てた数値にするコマンドのサンプル
(setq x (entget (car (entsel))))
(entmod (subst (cons 1 (rtos (* 0.1 (fix (* 10 (cdr (assoc 42 x))))))) (assoc 1 x) x)))
尚、LISPの使用に関してはサポートされていない内容となりますので、
ご質問をいただいた場合も回答が出来かねます。何卒ご了承ください。
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参考：