対象製品: IJCAD 2015 以降
タイムアウト機能は、ライセンス認証中のクライアントの PC で設定時間以上 IJCAD の操作が行われていない場合に、自動的にラインセンスを開放する機能で、IJCAD 2015 のネットワーク版より対応しております。
タイムアウトの時間は任意(分単位)で設定します。
(初期値はタイムアウトなしの設定になっています。)
タイムアウト機能が有効な場合、設定時間以上IJCADの操作がないと添付画像の画面が表示されます。
タイムアウトの設定方法
- ライセンスマネージャーのインストールフォルダ内にある[userset.ini]ファイルをテキストエディタで開きます。
※デフォルト設定の場合、インストールフォルダは以下のパスとなります。
⇒ C:¥IJCAD NetWork License Manager - [usertimeout]の値にタイムアウト時間を分単位の整数値で入力してください。
(この値が未設定または0 の場合はTimeout の処理は行われません) - [上書き保存]で、設定を上書きします。
- Windows のスタート画面の[すべてのプログラム(アプリ)]より、
[IJCAD NetWork License Manager]フォルダ内の[LMTools]を選択します。 - [Start/Stop/Restart]タブを開きます。
- [Stop Server]ボタンをクリックしてライセンスマネージャーを止め、次に[Start Server]ボタンをクリックして、ライセンスマネージャーを再起動します。
- 再起動により、設定内容が反映されます。
※[userset.ini]のファイルを変更後、[LMTools]にてサービスを再起動するまで設定は反映されませんのでご注意ください。
※タイムアウト時間は最後に行った操作・処理が完了してからの無操作時間を計測します。
ハッチングの処理に時間がかかっているなどで無操作の場合はタイムアウトのカウントはされません。
※マルチライセンスのタイムアウトの設定方法につきましては、以下の記事をご覧ください。
【マルチ】ライセンスのタイムアウト機能とは?