対象: IJCAD 2013 以降
IJCAD では全てのグレードで、イメージを参照や OLE による貼り付けか可能です。
OLE による貼り付け
OLE による貼り付けは、他のソフトウェアでもよく使用される方法です。
ビットマップ(.bmp)や、.jpg, .png, .gif 等のファイルをペイントなどイメージ編集ソフトで表示して範囲選択してコピー(多くの場合CTRL+C)し、IJCAD で貼り付け (CTRL+V) を行います。
貼り付けられたイメージは、図面ファイル内にデータとして保存されますので、図面のファイルサイズは貼り付けたイメージのサイズに応じて大きくなるため、パフォーマンスに影響が出る事があります。
OLE による挿入例
イメージ参照によるアタッチ(貼り付け)
イメージ参照によるアタッチは、イメージ管理コマンドで、イメージをアタッチするか、DesignCenter からイメージをダブルクリックすることで、ファイル サイズをあまり大きくせずに、図面にイメージを配置することができます。
外部参照と同様に実際のイメージデータは図面ファイルの外にあり、イメージファイルへのパスによって図面ファイルにリンクされます。
リンクされたイメージのパスやロードの状態は、いつでも変更したり削除することができます。
また、リンクは、絶対パスや相対パスでの指定が可能です。
イメージ参照のアタッチ例
MEMO: イメージ参照での注意点は、図面データを外部に渡す際にイメージデータも合わせて渡す必要があるという点です。参照されるイメージファイルがない状態で図面ファイルを開くと、アタッチされた場所にイメージの枠が表示される状態になります。(IJCADやAutoCADの場合。)