対象製品 : IJCAD 2014 ~ 2020
特定の図面でカーソルの動作がスムーズに追従しない場合
以下の点を確認して下さい。
- 表示スタイル が「2D ワイヤーフレーム表示」以外に設定されている。
「リアリスティック」や「コンセプト」など、3D表現で使用する表示スタイルに設定されている場合、2Dワイヤーフレーム表示よりも動作が若干緩慢になります。この場合は、「2D ワイヤーフレーム表示」に切り替えてみてください。 - PC のグラフィックドライバが古い。
上記の表示スタイルが、「2D ワイヤーフレーム表示」以外の状態の時に、カーソルの動きが極端に悪い場合、グラフィックドライバを最新のものに更新してみてください。
グラフィックドライバの更新方法については、PC メーカーへお問い合わせ下さい。
すべての図面でカーソルの動作がスムーズに追従しない場合
以下の点を確認して下さい。
- ファイルを開いた状態で、メモリ管理設定を表示します。
「現在のメモリ使用量」 が PC に搭載されているメモリ(RAM)量以上になっていないか確認します。PC に搭載されているRAMの量を超えている場合、メモリ不足により OS 全体の動作が遅くなっている状態であると考えられますので、RAMの量を増やすか、同時に起動しているソフトウェアを終了するなどして空きメモリを確保して下さい。
尚、32bit OS では、PC全体で4GB まで利用する仕様となっていますので、それ以上のメモリが必要になる図面ファイルの場合は、64bit OSで、4GB以上のRAMを搭載した PC で 64bit 版のIJCAD のご利用を検討して下さい。
図形選択状態時にカーソルの動作がスムーズに追従しない場合
以下の点を確認して下さい
- プロパティパレットが表示されている。
プロパティパレットが表示されていて、多数の図形を選択している場合プロパティ情報の集計にかかる時間がかかるため、選択直後のカーソル追従が遅くなることがあります。この場合は、一時的にオブジェクトプロパティパレットを非表示にしてご利用ください。
なお、CTRL+1 のショートカットキーでプロパティパレットの表示を ON/OFF 出来ます。
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