対象製品 : IJCAD 2014 以降 (各 STD / PRO グレード)
自動ロードファイルからロードする。
特定の AutoLISP ルーチンを常に使用したい場合は、gcad.lsp ファイルを作成してサポートファイルの検索パス内に配置します。
*「サポートファイルの検索パス」は IJCAD のオプションにて設定します。
IJCAD を起動すると、サポート ファイル検索パスを使用して gcad.lsp ファイルが検索され、最初に見つかった gcad.lsp ファイルがロードされます。
gcad.lsp ファイルには、1 つまたは複数のルーチンの AutoLISP コードを格納できます。
また、 load 関数呼び出しだけを格納することもできます。
例.
(load "my_subroutine") (load "my_commands1") (load "my_commands2")
警告: IJCADのインストールフォルダ以下にある gcad<version>.lsp ファイルは変更しないでください。 gcad<version>.lsp ファイルには、IJCAD が必要とする AutoLISP 定義関数が含まれており、変更すると IJCAD が正常に動作しなくなる可能性があります。
- gcad.lsp ファイルを新しい図面を開くたびにロードするにはシステム変数 ACADLSPASDOC が 1 であることを確認してください。
- gcad.lsp には、Command、vl-cmdf 関数を使用したコマンド実行の記述はしないでください。
- IJCAD 2013 以前のバージョンでは、gcad.lsp を icad.lsp に読み換えて下さい。
アプリケーションロードのスタートアップ登録からロードする。
アプリケーションロードから自動ロードを設定する手順は次のとおりです。
- アプリケーションロード(_APPLOAD)コマンドを実行します。
- 表示されるダイアログのスタートアップ登録ボタンをクリックします。
- 追加ボタンをクリックして、読み込みたいファイルを選択、追加します。
- 閉じるボタンをクリックしていき、アプリケーションロードコマンドを終了します。
設定後、新しい図面ファイルを開くと、スタートアップ登録に追加したプログラムがロードされます。
プログラムを自動ロードする場合は、プログラムが問題なく動作することが前提となりますので、ご注意ください。