対象製品 : IJCAD 2013 以降
他所から受け取った図面ファイルを開いた際に、 ACAD_PROXY_ENTITY (以下、プロキシ図形)となる図形が入っていることがあります。
プロキシ図形を選択した時の表示例
プロキシ図形は、AutoCAD のソリューション製品(AutoCAD CivilやArchitectre, Mechanical など)やアドオンソフトにより作成されることがある特殊な図形となります。
多くの場合、特定環境において、CAD本体の基本図形とは異なる高度な動作をしたり、拡張されたデータが付加されたものとなっておりますが、特定環境下以外でデータを開くと、プロキシ図形となります。
プロキシ図形の IJCAD上での扱いは以下のとおりです。
- IJCAD 上で編集を行わずに保存すれば、そのまま変化せずに保存されます。
- プロキシ図形の状態によっては、分解して基本図形として編集することが出来ます。(ただし、分解すると、プロキシ図形の元々の特性はなくなります。)
- オプションの設定により、プロキシ図形が含まれる図面ファイルを開いた時に、プロキシ図形を表示する・しないの切り替えができます。(データとしては存在しています。)