対象製品 : IJCAD 2014 以降
一般的に、図面内の図形表示を切り替える方法としては、画層の設定で表示、、ロック、フリーズを切り換える方法がよく利用されます。
IJCAD では、画層による表示切り換えの他に、特定の図形だけを表示(またはその逆)する「オブジェクト選択表示」の機能があります。
この機能を使用することで、画層が同じでも、余計な図形を非表示して作業することが出来ます。
オブジェクト選択表示機能は、 IJCAD の下部にあるステータスバーの右側にアイコンがあります。
アイコンをクリックすると、ポップアップメニューが表示されます。
「オブジェクト選択表示」は、選択したオブジェクトのみ表示して、その他の図形は非表示になります。
「オブジェクトを非表示」は、選択したオブジェクトを非表示にします。
以下は、選択表示の参考イメージ
非表示になっている図形があると、ステータスバーの電球アイコンが消灯しているような表示になります。
一度非表示になった図形は、「オブジェクト選択表示を終了」を実行することで、再度表示されます。(図形が削除されているわけではありません。)
尚、既定では非表示の状態は保持されません。図面を閉じてから再度開いた際は、非表示にしたオブジェクトはすべて表示されます。
各機能のコマンド名は、次の通りです。
- _isolateobjects ・・・ オブジェクト選択表示
- _hideobjects ・・・ オブジェクトを非表示
- _unisolateobjects ・・・ オブジェクト選択表示を終了
関連するシステム変数
- OBJECTISOLATIONMODE