日本には、多くの優れた国産 CAD が存在するがゆえに日本全体から見たときに生産性が落ちているのでは?
ひとつひとつの CAD は、日本市場の特殊用途にも対応し、生産性は高いものがあります。 しかし、他の CAD とのデータ互換性という点で問題があります。海外との取り引きなど CAD データのやりとりが増える中、このデータ互換性の悪さが付加価値を生まないデータ変換・修正作業などを発生させています。
また、データ互換問題以外にも各 CAD の仕様が異なるため、その習得が負担になっており、日本全体から見れば大きな損失です。
一方、新興国では、AutoCAD が圧倒的なシェアを占めているため、CAD データのやりとりで不要な作業はほとんど発生しません。また、AutoCAD を使えるようになれば、それで 2D/3D_CAD の習得は完了です。このように現状の不統一なCAD の状況が、日本企業の競争力を殺ぐ原因の一つにもなりかねません。
これも、ガラパゴス化の一つといえます。>
インテリジャパンは、AutoCAD とその互換CADで日本の主要な 2D/3D_CAD のフォーマットを .dwg で統一することを目指しています。もちろん、AutoCAD ではカバーしきれない特殊な市場には、純国産 CAD や特殊な外国製 CAD が必要です。
しかし、それ以外の主要なマーケットを .dwg で統一することが、日本全体の生産性アップにつながると考えます。
実現するために必要であると思うもの
- 低価格
- 製品の品質・性能における一定基準の確保
- OSなど最新の環境で利用できること
- サポート体制
- 日本市場のニーズに対応した日本製互換CAD
これらを提供することをインテリジャパンの使命と考えています。