対象製品 : IJCAD 6、IJ_IntelliCAD 5 以降
IJ_IntelliCAD 4 以前のバージョンで作成された図面ファイルは、それ以降のIJ_IntelliCAD や IJCAD でファイルを開いて編集すると、TrueTypeフォントの文字高さが大きく表示されます。これは、IJ_IntelliCAD 4 以前のバージョンとそれ以降で、TrueType フォントの大きさの考え方が異なっていたために起こる問題です。(IJ_IntelliCAD 5 以降では、MSゴシックなどの TrueTypeフォントは AutoCAD と同様の高さ表示になっています。)
IJ_IntelliCAD 4 以前の IntelliCAD で作成したデータを IJ_IntelliCAD 5 以降(IJCAD 6以降)で編集する際に以前と同じ大きさで表示したい場合は次のような方法で対処してください。
IJCAD 6 以降の場合
文字スタイルの文字高さ、または、文字図形の文字高さを変更します。高さの差は使用しているTruetypeフォントにより変わります。(例:MSゴシックの場合0.8倍程度の高さ)
IJ_IntelliCAD 5、6、IJCAD 6 の場合
TTFDISPLAYMODE コマンドで表示を切り替えます。
このコマンドは、TrueTypeフォントを使用した際の文字の表示高さを設定します。
0 = TrueTypeフォントを実際の文字高で表示 (IntelliCAD4までのデフォルト値)
SHXとTTFで漢字はほぼ同じサイズになりますが、英数半角文字はやや小さくなります。
このモードで文字高を調整した図面は、AutoCADで開いた際、文字が大きくみえます。
1 = AutoCAD互換モード (IntelliCAD5 からのデフォルト値)
半角英数文字が SHXとTTFで同じ高さになりますが、漢字はやや大きくなります。
このモードで文字高を調整した図面は、AutoCADで開いた際、同じ大きさにみえます。