対象製品 : IJCAD 2014以降
図枠などのブロック内の属性を活用するために、エクセルやCSVファイルなどに書き出ししたいときがあります。
そのような場合は、以下の手順で図面情報として任意の属性値を書き出しすることが出来ます。
使用するコマンド : EATTEXT 「拡張データ書き出し」
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EATTEXT 「拡張データ書き出し」 コマンドを実行します。
コマンドは、メニュー内に配置されていないため、キーボードで入力して下さい。 -
データ書き出しウィザードが開始されます。
ウィザードでは、いくつかのステップがあり、各ステップで書き出すために必要な情報を設定していきます。
以下より各ステップの説明
[開始]
データ書き出しのプロセスを開始します。新規に書き出すか既存のテンプレートや書き出しデータを編集するかといったオプションがあります。 - [データ ソースを定義]
データを書き出す図面ファイルを指定します。
選択ボタンから、現在の図面内にある特定のオブジェクトを選択することもできます。 - [オブジェクトを選択]
書き出すオブジェクトの種類(ブロックか非ブロックか)と図面情報を指定します。ここで、書き出したい属性の入っているブロックのみにチェックが入っている状態にします。項目の上で右クリックを一括でチェックを変更するオプションが表示されます。 - [プロパティを選択]
書き出すオブジェクト、ブロック、図面プロパティをコントロールします。
右にある、分類プロパティで、属性のみにチェックが入った状態にします。 - [データを調整]
データ書き出し表の構造を編集します。 - [出力を選択]
データを書き出す際の出力タイプを指定します。ファイルの拡張子によって種類が決まります。 - [完了]
完了ボタンをクリックすると、データが書き出しされます。 - 書き出しされたデータを確認します。