対象製品: IJCAD 2013 以降
原因
標準メニューやリボンが表示されなくなってしまう現象は、同じバージョンの IJCAD を複数起動して利用している場合に起きやすくなることが確認されています。
対処方法
IJCAD の標準メニューが表示されなくなってしまった場合は、以下の手順で、メニューファイルを復旧して下さい。
※以下の手順はgcad.cuix (デフォルト状態)に戻す手順です。
gcad.cuix以外のファイルを使用してカスタマイズしている場合はご注意ください。
IJCAD Mechanical 製品をご使用中の方はこちらをご覧ください。
方法1
以下に手順を記してありますが、動画もございますので、こちらからご確認ください。
(内容は以下手順と同じですが、IJCAD 2014 以降の手順のため IJCAD 2013 をご利用の方は 以下の手順を参照することをおすすめします。)
手順
- IJCAD のアプリケーションアイコンからオプションを表示する。
- オプションの"ファイル"タブを開いて、以下の項目を開く。
【IJCAD 2014以降の場合】
"カスタマイズファイル"の"メインカスタマイズファイル"の項目
【IJCAD 2013の場合】
"カスタムファイル"の項目
メインカスタマイズファイルの項目が "gcad.cuix" または"icad.cui"になっていない場合、[参照]ボタンから、gcad.cuix のファイルを選択する。
標準の gcad.cuix ファイルの場所は、以下のとおりです。"<>"の中は、ご利用のPCに応じて読み替えて下さい。
製品名 | ファイルの場所 |
IJCAD 2013 | C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\ITJP\IJCAD 2013 <グレード> JPN\icad.cui |
IJCAD 2014 | C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\IntelliJapan\IJCAD <グレード>\R13.0\ja-JP\support\gcad.cuix |
IJCAD 2015 | C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\IntelliJapan\IJCAD <グレード>\R15.0\ja-JP\support\gcad.cuix |
IJCAD 2016 | C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\IntelliJapan\IJCAD <グレード>\R16.0\ja-JP\support\gcad.cuix |
IJCAD 2017 | C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\IntelliJapan\IJCAD <グレード>\R17.0\ja-JP\support\gcad.cuix |
IJCAD 2018 | C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\IntelliJapan\IJCAD <グレード> \R18\ja-JP\support\gcad.cuix |
IJCAD 2019 | C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\IntelliJapan\IJCAD <グレード> \R19\ja-JP\support\gcad.cuix |
IJCAD 2020 |
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\IntelliJapan\IJCAD <グレード> \R20\ja-JP\support\gcad.cuix |
IJCAD 2021 |
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\IntelliJapan\IJCAD <グレード> \R21\ja-JP\support\gcad.cuix |
IJCAD 2022 |
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\IntelliJapan\IJCAD <グレード> \R22\ja-JP\support\gcad.cuix |
IJCAD 2023 |
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\IntelliJapan\IJCAD <グレード> \R23\ja-JP\support\gcad.cuix |
IJCAD 2024 |
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\IntelliJapan\IJCAD <グレード> \R24\ja-JP\support\gcad.cuix |
3.オプションダイアログの「適用」ボタンをクリックする。(この時点で表示が更新されます。)
※Appdata フォルダが見当たらない場合こちらの記事を参考にWindowsエクスプローラーの設定をお試しください
4.「OK」ボタンでオプションを終了します。
5.IJCAD を一度終了して、10秒程度時間をおいてから再実行します。
6.標準メニューが問題なく表示されていることを確認します。
上記の設定で、標準メニューは読み込まれるが、部分的に足りなかったり、機能しないコマンドなどがある場合、メインメニューファイルの破損が考えられます。その場合は、3. で参照した、"gcad.cuix" または”icad.cui”のファイルを削除してから IJCAD を起動してみて下さい。
方法2
手順
- IJCAD のアプリケーションアイコンからオプションを表示する。
- オプションの"ファイル"タブを開いて、以下の項目を開く。
【IJCAD 2014以降の場合】
"カスタマイズファイル"の"メインカスタマイズファイル"の項目
【IJCAD 2013の場合】
"カスタムファイル"の項目
- 「C¥Users~」の箇所をゆっくり2回クリックして文字入力モードにする。
- 末尾を「gcad.cuix」に修正する。(IJCAD 2013 の場合は「icad.cui」)
- オプションダイアログの「適用」ボタンをクリックする。(この時点で表示が更新されます。)
- 「OK」ボタンでオプションを終了します。
- IJCAD を一度終了して、10秒程度時間をおいてから再実行します。
- 標準メニューが問題なく表示されていることを確認します。
参考記事: