IJCAD Electrical専用で、電気回路用の配線を線分コマンドのように作図し、それを配線(ワイヤー)と呼びます。
複数配線は、配線を2~4までの複数で作図を行います。
この配線(ワイヤー)は、専用の結線図用シンボルを図形上に配置した時に、重なった部分をカットする為の線分です。
また、このコマンドで、作図した配線(ワイヤー)には、交わる処(T字路)に接続点(交点マーク)シンボルが自動で入力されます。
作図の際は、直行モード、またスナップを有効にして作図することをお勧めします。
- 『IJE』タブ→『配線』→『複数配線』を選択します。
- 開始場所、間隔と配線数を選択して、[OK]を選択して、コマンドラインに従って作図します。
- ① 水平
- 指定した座標から、水平方向に設定された間隔で、選択された配線数を一括で、作図します。
- ② 垂直
- 指定した座標から、垂直方向に設定された間隔で、選択された配線数を一括で、作図します。
- ③ シンボル
- 指定した接続ポイントから設定された間隔で、選択された配線数を一括で、作図します。
- ④ ワイヤー
- 指定した配線(ワイヤー)から、設定された間隔で、選択された配線数を一括で、作図します。
- ⑤ 間隔
- 一括作図の際の配線の間隔。
- ⑥ 配線数
- 一括作図の際の2~4までの配線数。