シングル、マルチは通常インターネット環境下でのみ利用が可能ですが、「ライセンスの貸出」機能を使用することでオフライン環境でもIJCADを利用することが可能です。また、貸し出しには「ファイル貸出」、「セルフ貸出」の2種類があり、こちらの記事では「ファイル貸出」の方法を記載しています。
違いについては以下の記事をご参照ください。
注意点
1. ライセンスの貸し出しには事前にIJStoreへのアカウント登録が必要です。
2. ログインにGoogle認証/Microsoft認証を使用している場合,こちらの手順はご利用いただけません。この場合は、以下の「セルフ貸出」の手順で貸し出しを行ってください。
3. B-riteRuntimeバージョン【0.0.39.0】以上で対応しています。
バージョンの確認、アップデート方法は以下の記事をご参照ください。
手順
1.B-rite Runtime3をダブルクリックして起動します
B-rite Runtime3はIJCADインストール時に自動でインストールされるソフトで、
通常はデスクトップにアイコンがあります。
2.以下の様な画面が表示されます
・ユーザー名が表示されていない場合→手順4に進んでください
・ユーザー名が表示されている場合→右クリックしログアウトを選択します。
3.(手順2でユーザー名が表示されていた方のみ)
以下のメッセージが表示されますので、[OK]をクリックします。
4. IJCAD を起動すると、B-rite ライセンス認証画面が開きます。
[貸出]ボタンをクリックします。
5.メールアドレス、パスワード、会社名、ユーザー名を入力し、[ファイルを保存する]をクリックします。
メールアドレス、パスワードはIJStoreログイン時に使用している内容を入力してください。
会社名、ユーザー名には任意の値を入力してください。(貸出可否に影響はございません)
6.貸し出したい期間の終了日を選択し、[決定]ボタンをクリックします。
※貸し出し期限は、現在のサブスクリプションライセンスの有効期間までとなっています。
指定した日付が期限を超えている場合、貸し出しができないためご注意ください。
期限の確認方法については以下の記事をご参照ください。
7. 貸し出しファイル(●●.seed)が作成されます。
デスクトップなどわかりやすい場所に保存してください。
8. IJStore にログインします。
9. [ ライセンス管理 ] > [ ライセンスの貸し出し ]をクリックします。
[ ライセンスの貸し出し ]メニューが表示されない場合は、IJStore上の利用権限が「管理者」の方にファイルを渡して手順9~12の操作を行ってもらってください。
10. [ 貸し出し ] > [ ファイルを選択 ] をクリックします。
11. 手順4で作成した貸し出しファイル(●●.seed)を選択し、[ 開く ]をクリックします。
12. 認証が通ると、認可ファイル(●●.au1)が自動でダウンロードされます。
ダウンロードフォルダなど、所定のフォルダに認可ファイル(●●.au1)がダウンロードされていることを確認します。
※代理で認可ファイルを発行された場合、ダウンロードされたau1ファイルをSeedファイル作成者に渡して下さい。
13. IJCAD を起動し、B-rite ライセンス認証画面を開きます。
[ インポート ]ボタンをクリックします。
14. 手順9 でダウンロードされた認可ファイル(●●.au1)を選択し、[ 開く ]をクリックします。
15.認可ファイルのインポートが成功すると、確認ダイアログが表示されます。
[OK]をクリックするとアプリケーションが起動し、貸し出し完了です。
貸し出したライセンスを返却したい場合
貸し出したライセンスは、貸し出し期限が過ぎると自動で返却されます。
(インターネット環境下で使用可能な状態に戻ります。)
また、貸し出し期限前に返却することも可能です。返却の方法は以下の記事をご参照ください。