対象製品:IJCAD 2019 以降
IJCAD 2019 より、マイグレーションツールが実装されました。
マイグレーションツールを使用することで、簡単に環境の保存と復元が行えます。
詳細は、本記事の最後にある「マイグレーションツール_マニュアル.pdf」をご覧ください。
マイグレーションツールの使い方
旧バージョンから 新バージョン へ移行する方法
- 旧バージョンのIJCAD のスタートアップメニューから「マイグレーションツール」を起動してください。
- 環境を移行したい IJCAD(今まで使用していた IJCAD)を「書き出し元」の一覧から選択して、「書き出し」ボタンを押してください。
- 「名前を付けて保存」ダイアログが開きますので、わかりやすい場所に、わかりやすいファイル名で保存してください。
- 指定した保存先に ZIP 形式のファイルが作成されていることを確認してください。
- ZIP 形式のファイルを「読み込み」の「参照」ボタンから選択してください。
- 書き出し元の IJCAD で使用していたプロファイル名を選択し、読み込み先」として移行先の「IJCAD 20XX」を指定してください。
- CUIX ファイル オプションで「置き換え」を指定し、「読み込み」ボタンを押してください。
- 「読み込みが終了しました」というメッセージが表示されたら完了です。
同一バージョン間の移行方法
- 書き出し元 の IJCAD のスタートアップメニューから「マイグレーションツール」を起動してください。
- 環境を移行したい IJCAD(環境設定済みの IJCAD 20XX)を「書き出し元」の一覧から選択して、「バックアップ」ボタンを押してください。
- 「名前を付けて保存」ダイアログが開きますので、わかりやすい場所に、わかりやすいファイル名で保存してください。
- 保存先に ZIP 形式のファイルが作成されていることを確認して、移行先のパソコンへ ZIP ファイルを移動してください。
- 移行先の IJCAD がインストールされたパソコンのスタートアップメニューから「マイグレーションツール」を起動してください。
- バックアップ元の IJCAD で使用していたプロファイル名を選択し、「読み込み先」としての「IJCAD 20XX」を指定してください。
- CUIX ファイル オプションで「置き換え」を指定し「読み込み」ボタンを押してください。
- 「読み込みが終了しました」というメッセージが表示されたら完了です。
注意点
マイグレーションツールが使用できるのは、
・PRO 版から PRO 版へ といった同グレード間での移行、
64bit 版から 64bit 版へ といった同じ bit 数の環境への移行のみです。
例) ○…IJCAD 2021 STD 64bit → IJCAD 2022 STD 64bit への移行
IJCAD 2022 LT 32bit → IJCAD 2022 LT 32bit への移行
×…IJCAD 2021 STD 64bit → IJCAD 2022 PRO 64bit への移行
IJCAD 2022 LT 32bit → IJCAD 2022 LT 64bit への移行
・マイグレーションツールが使用できるのは以下の製品のみです。
IJCAD 日本語版
IJCAD Mechanical 日本語版
IJCAD Mechanical+ 日本語版
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