対象製品:IJCAD 2013以降(STD / PRO グレード)
テキストファイルの内容を挿入できます。
挿入した内容は挿入元のテキストファイルと同期されるため、元のテキストファイルまたは挿入先図面のRTEXTを編集することでもう片方に変更内容を反映することが可能です。
また、テキストファイルの他にDIESEL 関数の計算結果を挿入することも可能です。
「RTEXT」オブジェクトとして作成されます。
コマンドは「RTEXT」で、アイコンは「拡張」メニューにあります。
(赤枠:リボンメニューの場合 青枠:ツールバーの場合)
操作手順
■テキストファイルを挿入する
- RTEXT コマンドを実行
- F と入力してENTERキー押下
- 挿入したいテキストファイルを選択して[開く]
- 挿入基点を指定(またはクリック)
- 文字の高さやスタイルがこの状態でよければENTERキー押下して完了
文字高さを変更したい場合はHと入力しENTERキー押下後、任意の文字高さを入力
文字スタイルを変更したい場合はSと入力しENTERキー押下後、任意のスタイル名を入力 - ENTERキー押下
■DIESEL 関数の計算結果を挿入する場合
- RTEXT コマンドを実行
- D と入力してENTERキー押下
- 式を入力し[OK]ボタンをクリック
- 挿入基点を指定(またはクリック)
- 文字の高さやスタイルがこの状態でよければENTERキー押下して完了
文字高さを変更したい場合はHと入力しENTERキー押下後、任意の文字高さを入力
文字スタイルを変更したい場合はSと入力しENTERキー押下後、任意のスタイル名を入力 - ENTERキー押下
■外部参照したテキストファイルを編集する場合
RTEDIT コマンドを使います。
- RTEDITコマンドを実行
- RTEXTを選択します
- 選択したオブジェクトのスタイル、高さ、回転角度を入力します
- [編集(E)]オプションで編集すると挿入元のテキストファイルに内容が反映されます。
→RTEXT コマンドで入力したオブジェクトが設定内容に従って編集されます
コマンドのオプションについて
- テキストファイル挿入時、文字スタイルを指定しなければ現在の文字スタイルが適用されます。
- 文字スタイルを変更する場合はEXPLODEで分解が必要です。
(分解するとマルチテキストになります) - テキストファイルを挿入した場合、元のテキストファイルの名称や保存パスはLIST[オブジェクト情報]コマンドを使用して確認することができます。