対象製品:STD /PROグレード及びSTD/PROベースのソリューション製品
JWW形式の図面を読み込む際の詳細設定は「JWCONFIG」コマンドで設定が可能です。
各設定項目の説明は以下をご覧ください。
①図形の寸法
「実寸にする」・「用紙の大きさにする」・「指定の倍率」のいずれかにチェックをつけてください。
各項目の違いは以下です。
選択肢 | 説明 |
実寸にする | 読み込み時にJWWファイル内のオブジェクトを実寸に変更します。 |
用紙の大きさにする | 読み込み時にJWWファイル内のレイヤーグループ倍率をそのまま反映します。 |
指定の倍率 | 読み込み時にJWWファイル内のレイヤーグループ倍率をそのまま反映します。 |
②名前オプション
「番号と名前」・「番号のみ」のいずれかを選択してください。各項目の違いは以下です。
選択肢 | 説明 |
番号と名前 | JWファイルにレイヤー名が設定されていると「番号 レイヤー名」として読み込み |
番号のみ |
JWファイルにレイヤー名が設定されていてもレイヤ番号のみ読み込み |
例:JWCAD上で0-0に「基本レイヤ」と設定している時
「番号と名前」の場合は「0-0 基本レイヤ」として読み込まれます
「番号のみ」の場合は「0-0」として読み込まれます
③レイヤーの作成設定
「必要なレイヤーのみ作成」・「256レイヤー全て作成」いずれかにチェックをつけてください。
各項目の違いは以下です。
選択肢 | 説明 |
必要なレイヤーのみ作成 | JWファイルで使用中のレイヤーのみインポートします |
256レイヤー全て作成 | JWファイルで使用されていないレイヤーもインポートします |
④レイヤー番号が重複する画層を作成しない
→チェックをつけるとJWW図面側とDWG図面側で同名の画層がある場合にJWW側の画層を作成しません。(重複する画層を読み込みません)
例:JWCAD上で0-0に「基本レイヤ」と設定している時、読込先のDWGファイルに「0-0」画層があるとJWCAD上の上記画層の内容は読み込まれません。
⑤生成オプション
「テキストを生成」「マルチテキストを生成」「マルチテキストを分解」のいずれかを選択してください。
各項目の違いは以下です。
選択肢 | 説明 |
テキストを生成 | JWファイル内の文字を「テキスト」オブジェクトとして読み込みます |
マルチテキストを生成 | JWファイル内の文字を「マルチテキスト」オブジェクトとして読み込みます |
マルチテキストを分解 |
JWファイル内に2行の文字がある場合に1行ごとに分割して「マルチテキスト」として読み込みます |
⑥高さの係数
JWファイル内にある文字の高さに係数をかけて読み込みます。
インポートされる文字の文字高さは「(JW上の文字の高さ÷JW上の尺度)×指定した高さ係数 となります。
⑦マルチテキストの幅を0にする
チェックを付けるとJWファイル内で幅を設定している文字をIJCADでマルチテキストとして読み込む際に定義幅=0のとなるように読みこみます。
⑧テキストの位置合わせ
「標準を使用」「フィットを使用」のいずれかを選択してください。
各項目の違いは以下です。
選択肢 | 説明 |
標準を使用 | 文字が含まれるJW図面を読み込んだ際に文字の位置合わせが「左下」になります |
フィットを使用 | 文字が含まれるJW図面を読み込んだ際に文字の位置合わせが「フィット」になります |