対象製品: IJCAD Arch / Arch+
IJCAD Arch/ Arch+ では、初期設定等の図枠設定コマンドにて用紙サイズや尺度を設定することで、記号等の挿入サイズも最適化されます。
そのため、新規図面や他所から受け取った図面ファイルを編集する際は、図枠設定系のコマンドを実行して尺度を設定すると最適化されます。
図枠設定系のコマンドは次のとおりです。
- 初期設定(PAPERSET)
- 構造図枠設定(ST-SETUP)
- 機械設備初期設定(APXPAPER)
- 電気設備初期設定(ELEPPSET)
なお、既に挿入されている記号については、図枠設定系コマンドを実行してもサイズ変更されませんのでご注意下さい。
また、図枠設定系のコマンドで設定をしても適切なサイズにならない場合は、下記のシステム変数を確認してみてください。
- USERR1 : 尺度の分母の数値が設定されています。ex. 1:100 の図面では "100" がセットされます。
- DIMSCALE: USERR1と同様に尺度の分母の数値が設定されています。
- TEXTSIZE: 尺度の分母の数値×文字高さが設定されています。ex. 1:50 で2.5mm の文字高設定の場合は "125" がセットされています。