対象製品:IJCAD 2014 以降
IJCAD で移動や複写を行う際の座標入力には「相対座標」と「絶対座標」の2種類があります。
ダイナミック入力のオン/オフにより座標入力の方法が異なりますので以下で解説します。
■絶対座標とは
…原点(0,0)からの距離を指定します。
■相対座標とは
…直前の座標(移動や複写の基点とした点)からの距離と方向を指定します。
ダイナミック入力が オンになっていている場合、座標入力には以下のルールで入力します。
・相対座標で入力する場合…X,Y と入力します(例: 50,50)
・絶対座標で入力する場合…#X,Y と入力します。(例:#50,50)
ダイナミック入力がオフになっている場合、以下のルールで入力します。
・相対座標で入力する場合…@X,Y と入力します(例:@50,50)
・絶対座標で入力する場合…X,Y と入力します(例: 50,50)
なお、座標指定は通常 ユーザー座標系(UCS)となっておりますが、ワールド座標系(WCS)を基準とした絶対座標で入力したい場合は、座標の接頭辞として * を入力します。
例: *10,20,0
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