SXFIN [SXFファイル 読み込み] (コマンド) |
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グレード:
PRO | : | ○ | STD | : | ○ | LT | : | × |
アクセス方法:
リボン | : | [PLUS] > [SXF入力] |
ツール | : | [PLUS] > [SXF入力] |
メニュー | : | [PLUSツール] > [SXF入力] |
コマンド | : | SXFIN |
概要:
SXFINコマンドは、SXF形式ファイル(拡張子 *.SXF / *.P21)を読み込み、IJCADのdwgモデル空間上に作図します。
読み込む際に、ロードが行えなかったフォントはデフォルト値(=MSゴシック)が設定されます。
なお、変換したファイルを編集したいときは、OPEN[開く]コマンドから、変換したdwgファイルを開いて編集します。
注1: | SXF形式の部分図は、IJCAD独自の部分図に変換します。IJCAD独自の部分図は、モデル空間で実現し、レイアウト空間への変換は行ないません。 |
そのため誤差等の影響で、正確に部分図の領域が求まらない場合があります。また、部分図の測地座標、縦横異縮尺には対応していません。 |
注2: | IJCADでは、SXF形式の既定義線種に対応したdwg線種を定義しています。(CLTSXF.LIN) |
デフォルトの設定では対応する線種に変換を行ないますが、変換条件設定により修正可能です。([SETSXFIN]コマンド) | |
また、線種尺度(LTSCALE)は、図面全体の尺度に変換されます。 |
注3: | 以下のデータは表現方法が異なるか変換が行えないため、dwg形式の値へ変換されます。 |
線幅のユーザー定義・・・dwg形式では線幅のユーザー定義は行えないため、表現可能な線幅へ調整されます。 | |
SXF形式の色(R,G.B)・・・dwg色番号へ変換します。 | |
文字フォント・・・[フォント名]、[フォント名]+"TAKE" と名付けられた文字スタイルへ変換します。SXF形式で縦書きフラグで表現された文字の場合、[フォント名]+"TAKE"のスタイルで変換されます。 | |
文字情報・・・SXF形式にある「文字間隔」や「文字幅」は変換されません。そのため、レイアウトが異なる場合があります。変換条件のフィット指定、文字幅比率指定にて調整を行なってください。 | |
スプライン(3次ベジェ曲線)・・・dwg形式のスプライン(B-スプライン)へ変換されます。 | |
寸法線の矢印・・・SXF形式にある矢印の内外情報は、dwg形式には対応していないため無視されます。また、SXF形式では矢印に異なる尺度が指定できますがdwg形式には対応していないため、全て1点目の矢印の大きさで変換が行われます。 | |
引出線・・・引出線と文字列(マルチテキスト)へ分解されます。 | |
バルーン・・・引出線と円オブジェクトと文字列(マルチテキスト)へ分解されます。 | |
作図グループ・・・dwgのグループとはデータの持ち方が異なるため、$$G_[複合図形名] と名前の付いたブロックへ変換されます。 | |
作図部品・・・$$P_[複合図形名] と名前の付いたブロックへ変換されます。 |
SXF形式ファイルに関して:
IJCADのSXF形式入出力機能は、「SXF Ver3.0 フィーチャ仕様書」(建設情報標準化委員会、同CADデータ交換標準小委員会)をもとに作成されています。
また、本機能は[JACIC(財団法人 日本建設情報総合センター)]が策定したCADデータ交換標準 SXF Ver2.0に基づいて開発された「実装用共通ライブラリ」を使用しております。
ご利用にあたっては、『CADデータ交換標準ソフトウェア{Ver2.0} 利用規約』をご確認のうえお使いください。
利用規約は、システムフォルダに保存されています。