概要:
ZOOM コマンドは、現在のビューポートの表示倍率を変更します。
カメラのズーム機能のように、拡大ズームや縮小ズームによって表示倍率を変更することができます。
ZOOM コマンドは図形のサイズそのものは変更しません。
画面の表示倍率を変更します。
パース表示では、ZOOM コマンドは「3DZOOM」コマンドになります。
注: |
「VPOINT」、「ZOOM」、「PAN」、「VIEW」 コマンドがアクティブなとき、ZOOM コマンドを割り込みコマンドとして起動できません。 |
オプション:
ズームして、可視オブジェクトと補助シンボルをすべて表示します。
すべての可視オブジェクトの表示範囲か、図面範囲のどちらか大きいほうを使用して、ビューポート全体にオブジェクトと補助シンボルを表示します。
補助シンボルとは、グリッド、アプリケーションによるシンボルなどです。
図面を再作図します。
図面全体オプションは、割り込みで使用できません。
指定した中心点と、倍率または高さでビューポートをズームします。
入力した倍率または高さが小さいとき、図面は拡大されます。
入力した倍率または高さが大きいとき、図面は縮小されます。
このオプションは割り込みで使用できません。
長方形の表示範囲によって画面の移動と倍率の変更を行います。
長方形の表示範囲のサイズを変更したり、移動できます。
範囲の中の図形は、ビューポート全体に縮小拡大表示されます。
表示範囲の大きさを変更するには、オブジェクトをクリックしてサイズを調節し、ENTER を押して表示範囲を更新します。
表示範囲を移動するには、クロスヘア カーソルを移動して位置を指定し、ENTER を押します。
すべてのオブジェクトが表示される最大範囲にズームします。
すべてのオブジェクトの表示範囲を計算し、パターンを再生成します。
直前のビューを表示します。
最大 10 個のビューを保持します。
注: |
オブジェクトの表示スタイルを変更すると、すべてのビューが変更されます。 |
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"ZOOM P" を入力すると、以前表示されていた状態ではなく、新しい色や表現で表示されます。 |
倍率を入力して表示範囲を変更します。
倍率の後ろに "X" を付けると、現在の表示倍率の相対値で指定します。
倍率の後ろに "XP" を付けると、ビューポート相対尺度で指定します。
長方形の範囲を拡大表示します。
クロスヘア カーソルで範囲を指定し、指定した範囲はビューポート全体に拡大表示されます。
指定した 1 つまたは複数のオブジェクトにズームします。
オブジェクトの中心がビューポートの中心になります。
ZOOM コマンドを実行する前または後で図形を選択できます。
リアルタイム ズームにより倍率を変更します。
クロスヘア カーソルは右側に+記号、その下に-記号を持つ拡大鏡の形状になります。
ウィンドウの中心で、マウスの左ボタンを押しながらマウスを上に動かすと 100% の拡大になります。
反対にマウスを下に動かすと、100%の縮小になります。
拡大の限界に達すると、+記号が非表示になります。
ビューがこれ以上拡大できないことを示します。
縮小の限界に達すると、-記号が非表示になります。
ビューがこれ以上縮小できないことを示します。
マウスのボタンを離すとズームは終了します。
マウスのボタンを離して、クロスヘア カーソルを別の位置に移動し、マウスのボタンを押して、再びズームを始めることができます。
マウスのボタンを離して、クロスヘア カーソルを別の位置に移動し、マウスのボタンを押して、再びズームを始めることができます。