ATTDEF [属性定義] (コマンド) |
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コマンド | : | ATTDEF |
概要:
ATTDEF コマンドは、ブロックにデータを格納するための属性定義を作成します。
ブロックの属性は、ブロック定義に含まれています。
部品番号や製品名などのデータを属性に格納することができます。
コマンドプロンプトに対して、"-attdef" と入力すると、コマンド オプションが表示されます。
ダイアログ:
属性定義 ダイアログ
モード
ブロックを図面に挿入するときの、ブロックに関連付けられている属性値に関するオプションを設定します。
オプションの既定値は、システム変数 AFLAGS に格納されています。
AFLAGS の設定が変更されると、新しい属性定義には影響しますが、既存の属性定義には影響しません。
⇒ 非表示
ブロックを図面に挿入するときに、属性値は表示も印刷もされません。
ATTDISP コマンドで属性値の表示/非表示を設定すると、このオプションの設定は無効になります。
⇒ 一定
ブロックを図面に挿入するときに、属性値に固定値を設定します。
⇒ 確認
ブロックを図面に挿入するときに、属性値が正しいかどうかを確認するためのプロンプトが表示されます。
⇒ プリセット
プリセット属性を持つブロックを挿入するときに、属性が既定値に設定されます。
⇒ 位置を固定
ブロック参照内の属性の位置を固定します。
固定が解除されると、グリップ編集を使用して、残りのブロックを基準に属性を移動したり、マルチ テキスト属性のサイズを変更することができます。
⇒ マルチ テキスト
属性値に複数の文字行を含めるかどうかを指定し、属性の境界幅を指定することができます。
注: | ダイナミックブロックでは、アクションの選択セット内に含まれるように属性の位置を固定する必要があります。 |
属性
属性データを設定します。
⇒ 名称
図面上の属性を識別するための名前を指定します。
属性の名前を、スペース以外の文字を任意に組み合わせて入力できます。
入力した小文字は大文字に変換されます。
⇒ プロンプト
この属性定義を含むブロックを挿入するときに表示されるプロンプトを指定します。
プロンプトを指定しない場合は、代わりに属性の名称がプロンプトになります。
「モード」領域で「一定」チェック ボックスをオンにすると、このオプションを使用できなくなります。
⇒ 既定値
属性の既定値を設定します。
テキストボックス右のアイコンから、フィールド値を挿入することも可能です。
⇒ フィールドを挿入
「フィールド」ダイアログ ボックスが表示され、属性の値の一部またはすべてを表示するフィールドを挿入できます。
挿入位置
属性の位置を指定します。
座標値を入力するか、「画面上で指定」をオンにし、ポインティング デバイスで、属性を関連付けるオブジェクトの位置を基準にして属性の位置を指定します。
⇒ 画面上で指定
このダイアログ ボックスを閉じると、プロンプト「始点を指定:」が表示されます。
ポインティング デバイスを使用して、属性を関連付けるオブジェクトの位置を基準にして属性の位置を指定します。
⇒ X
属性の挿入点の X 座標を指定します。
⇒ Y
属性の挿入点の Y 座標を指定します。
⇒ Z
属性の挿入点の Z 座標を指定します。
文字設定
属性文字の位置合わせ、文字スタイル、高さ、回転角度を設定します。
⇒ 位置合わせ
属性文字の位置合わせを指定します。
位置合わせオプションの詳細については、「TEXT」コマンドを参照してください。
⇒ 文字スタイル
属性文字に定義済みの文字スタイルを指定します。
現在ロードされている文字スタイルが表示されます。
文字スタイルのロード方法および作成方法については、「STYLE」コマンドを参照してください。
⇒ 異尺度対応
属性を異尺度対応に設定します。
ブロックが異尺度対応のとき、属性はブロックの方向と一致します。
⇒ 文字の高さ
属性文字の高さを指定します。
値を入力するか、「高さ」ボタンをクリックして、ポインティング デバイスで高さを指定します。
原点から指定した位置まで、高さが計測されます。
固定の高さ(0.0以外)に設定されている文字スタイルを選択した場合や、「位置合わせ」リストから「両端揃え」オプションを選択した場合は、このオプションは使用できません。
⇒ 回転角度
属性文字の回転角度を指定します。
値を入力するか、「回転角度」ボタンをクリックして、ポインティング デバイスで回転角度を指定します。
原点から指定した位置まで、回転角度が計測されます。
「位置合わせ」リストから「両端揃え」または「フィット」オプションを選択した場合は、このオプションは使用できません。
⇒ 境界の幅
マルチ テキスト属性の、改行するまでの文字行の最大長さを指定します。
0.000と設定されると、文字行の長さに制限はありません。
このオプションは、一行文字属性に使用できません。
ダイアログ コントロール
⇒ 直前の属性定義に位置合わせ
属性の名称が、直前に定義した属性のすぐ下に配置されます。
属性が定義されていない場合は、このオプションは使用できません。
ダイアログ:
属性定義 ダイアログ
属性
⇒ マルチ テキスト エディタ
「マルチ テキスト(U)」モードを選択すると、規定値を入力するテキストボックス右側にマルチ テキスト エディタを起動する[...]アイコンが表示されます。
規定値のテキストボックスには値を入力することができなくなるため、マルチ テキスト エディタを起動してマルチ テキストの挿入位置を指定します。