COLOR [色設定] (コマンド) |
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アクセス方法:
リボン | : | - |
ツール | : | [プロパティ] > [OPTカラーコントロール] |
メニュー | : | [形式] > [色設定] |
コマンド | : | COLOR |
概要:
COLOR コマンドは、新しく作成するオブジェクトの色を設定します。
コマンド プロンプトに対して、"-color" と入力すると、コマンド オプションが表示されます。
ダイアログ:
色選択 ダイアログ
インデックス カラータブ
IJCAD インデックス カラー(ACI)の 255 色を使用して、色を設定します。
⇒ IJCAD インデックス カラー(ACI)
IJCAD インデックス カラー(ACI)から色を指定します。
1 番目の大きいパレットには、10 から 249 の値の色が表示されます。
2 番目のパレットには、1 から 9 の値の色が表示されます。
すべての色に名前と番号が割り当てられています。
3 番目のパレットには、250 から 255 の値の色が表示されます。
この色はすべてグレーの階調です。
パレットの色の上にポインタを置くと、色番号と赤、緑、青の値がパレットの下に表示されます。
色を指定するには、色をクリックするか、「色」編集ボックスに色の番号または名前を入力できます。
⇒ 赤、緑、青(RGB)
色の上にポインタを置くと、RGB カラー値が表示されます。
⇒ Bylayer
新しいオブジェクトに、そのオブジェクトが描かれた画層の色が割り当てられます。
「ByLayer」を選択すると、古い色見本と新しい色見本に現在の画層の色が表示されます。
⇒ ByBlock
新しいオブジェクトに、そのオブジェクトをブロックにグループ化し、そのブロックを挿入するまでは、既定の色(背景色によって白または黒)が使用されます。
ブロックを図面に挿入すると、ブロック内のオブジェクトは COLOR コマンドの現在の設定に従います。
注: | 「ByLayer」と「ByBlock」オプションは、「LIGHT」コマンドには適用されません。 |
⇒ 色
色の名前、ByLayer または ByBlock の色、または 1 から 255 の IJCAD カラー インデックス(ACI)の色番号を指定します。
最後に選択した色が新しい色見本に表示されます。
直前の色見本は、 直前に選択した色が表示されます。
色選択 ダイアログ
True Colorタブ
True Color を使用して、色を設定します。
True Color(24ビット カラー)による色の設定を指定します。
この機能で、1600 万色以上の色が利用できます。
HSL と RGB どちらのカラー モデルを指定するかによって、「True Color」タブで使用できるオプションは異なります。
HSL カラー モデルは、「色合い」、「鮮やかさ」、「明るさ」で定義されます。
RGB カラー モデルは、「赤」、「緑」、「青」により定義されます。
⇒ カラーモデル
HSL カラーモデルを使用して、色を選択します。
色のプロパティ、「色合い」、「鮮やかさ」、「明るさ」の値を操作することによって、広範囲の色を指定できます。
⇒ 色合い
色合いを指定します。
「色合い」は、可視スペクトル内の特定の光の波長を表します。
カラー スペクトルを使用するか、「色合い」ボックスに値を入力することによって、「色合い」を指定できます。
この値を変更すると、RGB の値に影響します。
「色合い」に指定できる値は、0 から 360 度です。
⇒ 鮮やかさ
色の鮮やかさを指定します。
「鮮やかさ」は高ければ、色はより鮮やかに見え、低ければ、色はあせて見えます。
カラー スペクトルを使用するか、「鮮やかさ」ボックスに値を入力することによって、「鮮やかさ」を指定できます。
この値を変更すると、RGB の値に影響します。
「鮮やかさ」に指定できる値は、0 から 100% です。
⇒ 明るさ
色の明るさを指定します。
カラー スライダを使用するか、「明るさ」ボックスに値を入力することによって、「明るさ」を指定できます。
この値を変更すると、RGB の値に影響します。
「明るさ」に指定できる値は、0 から 100% です。
0% の値は黒を表し、100% の値は白を表します。
⇒ カラースペクトル
色合いと鮮やかさを指定します。
カラー スペクトル上のクロスヘア― カーソルを左右に動かすことによって、色合いを指定します。
カラー スペクトル上のクロスヘア― カーソルを上下に動かすことによって、鮮やかさを指定します。
⇒ カラースライダ
色の明るさを指定します。
「明るさ」を指定するには、カラー スライダ上のバーで調節するか、「明るさ」ボックスに値を指定します。
色選択 ダイアログ
True Colorタブ
⇒ カラーモデル
RGB カラーモデルを使用して、色を選択します。
HSL と RGB どちらのカラー モデルを指定するかによって、「True Color」タブで使用できるオプションは異なります。
色は、赤、緑、青の要素に分解することができます。
指定された各要素の値は、赤、緑、青のそれぞれの強度を表します。
これらの値の組み合わせを操作して、広範囲の色を作成できます。
⇒ 赤
色の赤の要素を指定します。
カラー バー上のスライダを調整するか、「赤」ボックスに 1 から 255 の値を入力します。
この値を変更すると、HSL カラー モードの値に影響します。
⇒ 緑
色の緑の要素を指定します。
カラー バー上のスライダを調整するか、「緑」ボックスに 1 から 255 の値を入力します。
この値を変更すると、HSL カラー モードの値に影響します。
⇒ 青
色の青の要素を指定します。
カラー バー上のスライダを調整するか、「青」ボックスに 1 から 255 の値を入力します。
この値を変更すると、HSLカラー モードの値に影響します。
⇒ 色
RGB の色の値を指定します。
HSL または RGB オプションが変更されると、このオプションも更新されます。
000,000,000 という形式を使用して、RGB の値を直接変更することもできます。
⇒ True Color を RGB で保存
RGB の各色の要素の値を示します。
⇒ 直前の色見本
直前に選択した色が表示されます。
⇒ 新しい色見本
現在選択されている色が表示されます。
色選択 ダイアログ
カラー ブックタブ
サードパーティのカラー ブックや、ユーザー定義のカラー ブックを使用して、色を指定します。
選択したカラー ブックの名前が「カラー ブック」タブに表示されます。
⇒ カラー ブック
色を選択するときに使用するカラー ブックを指定します。
「カラー ブックの場所」(「オプション」ダイアログ ボックスの「ファイル」タブで定義される)にあるすべてのカラー ブックがリスト表示されます。
選択したカラー ブックのページが表示され、各ページには色と色の名前が表示されます。
各ページで最大 10 色を含むカラー ブックをサポートしています。
カラー ブックにページが割り付けられていない場合、1 ページにつき 7 色を割り付けて色が表示されます。
カラー スライダの領域を指定するか、上下の矢印を使用してカラー ブックを参照することによって、カラー ブックのページを表示できます。
⇒ 対応する RGB
RGB の各色の要素の値を示します。
⇒ 色
現在選択しているカラーブックの色を示します。
色見本の値を入力し、TAB を押すと、特定の色をカラーブックで検索できます。
これにより、入力した色番号の色で新しい色見本が更新されます。
指定した色がカラー ブックにない場合、最も近い番号の色が表示されます。
⇒ 直前の色見本
直前に選択した色が表示されます。
⇒ 新しい色見本
現在選択されている色が表示されます。