機能の概要
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ELECRLN2 コマンドは、ケーブルラック上にダブル配線を作図します。 |
コマンドアクセス
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リボン :
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[電気設備]タブ - [ラック・ダクト・盤]パネル - |
ツールバー :
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[電気] - |
メニュー :
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なし |
コマンドライン :
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elecrln2 |
操 作
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ケーブルラック配線を、ダブル線表示で(配線の本数分並べて作図する手法)作図します。
ダイアログボックスで下記の設定をします。
電線の種類 本数 設備名 立上/立下(始点側)丸め [OK] ボタン … 実行 [キャンセル] ボタン … 中止
コマンドラインのメッセージに従って点の指示をします。
始点 : (点指示) 次の点 : (点指示/Enter=終了)
作図する画層は、ダブル線作図の場合は画層が設備名により異なり、照明設備「ELE-LigR」(既定値:Y-LigR)、コンセント設備「ELE-ConR」(規定値:Y-ConR)、防災設備「ELE-DpmR」(規定値:Y-DpmR)、受変電設備/自家発電設備/直流電源設備「ELE-OthR」(規定値:Y-OthR)、幹線設備「ELE-TrkR」(規定値:Y-TrkR)、動力設備「ELE-PowR」(規定値:Y-PowR)となります。尚、ダブル線作図の場合における受変電設備/自家発電設備/直流電源設備は、同一画層に作成されるものの、それぞれの属性がオブジェクトに与えられます。
更に、「Elelayer.cfg」ファイルで「ELE-LnCR2」の行に指定された画層(規定値:Y-LnCR2)に属性を与えたポリラインが作成され、その画層を非表示にします。この画層は、「ケーブルラック配線 引出記入 ELECRLNTXT」コマンドや、「集計(拾い出し) ELEESTIMATE」コマンド実行時にその属性から配線データを読み取ることに使用します。
ケーブルラック配線は、2種類の画層をペアにしてオブジェクトが作成されます。その片方は常時非表示の画層であり、ペア画層のオブジェクトを同時に削除しなければなりません。 「ケーブルラック配線/露出配管削除 ELELNDEL」コマンドは、常時非表示の画層を一時的に表示とし削除するオブジェクトの指示を待ちます。
「削除 ERASE」コマンドで削除する場合は、注意してください。
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関連事項 :
参照 : ELELNDEL [ケーブルラック配線/露出配管削除]
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