OPTIONS [オプション] (コマンド) |
||
グレード:
PRO | : | ○ | STD | : | ○ | LT | : | ○ |
アクセス方法:
リボン | : | - |
ツール | : | - |
メニュー | : | [ツール] > [オプション] |
コマンド | : | OPTIONS |
概要:
OPTIONS コマンドは、プログラムの設定をカスタマイズします。
ダイアログ:
オプション ダイアログ
ファイルタブ
検索パスとファイルの場所を表示します。
⇒ 検索パス、ファイル名、および ファイルの場所
次のさまざまの設定ファイルのパスが一覧表示されます。
図面ファイル、フォント ファイル、ヘルプ ファイル、外部参照ファイル、カスタマイズ ファイル、カスタム アイコン、ハッチング パターン ファイル、ブロック ファイル、自動保存ファイル、図面テンプレート ファイル、テンポラリ図面ファイル、印刷スタイル ファイル、プリンタ環境設定ファイル、ログ ファイル、テンプレート ファイル、代替フォントファイルなど既定の場所が表示されます。
ログ ファイル、テンプレート ファイル、代替フォント ファイルが表示されていないときは、既定の設定が使用されます。
⇒ 参照(B)...
「フォルダ参照」ダイアログ ボックスまたは「ファイル選択」ダイアログ ボックスが表示され、リストで選択したフォルダやファイルの新しい場所を指定します。
⇒ 追加(D)...
選択されたフォルダの検索パスを追加します。
⇒ 除去(R)
選択された検索パスまたはファイルを除去します。
⇒ 上へ移動(U)
選択された検索パスを、前の検索パスの上に移動します。
⇒ 下へ移動(M)
選択された検索パスを、次の検索パスの下に移動します。
⇒ 現在に設定(S)
選択したプロジェクトを現在のプロジェクトにします。
オプション ダイアログ
表示タブ
表示をカスタマイズします。
ウィンドウの要素、クロスヘア カーソルの色とサイズ、および他の表示機能を設定します。
ウィンドウの要素
作業環境に固有の表示設定をコントロールします。
⇒ 色のテーマ(M)
作業環境のテーマをリストの中から選びます。
⇒ 作図ウインドウにスクロール バーを表示(S)
作図領域の下側と右側にスクロール バーが表示されます。
⇒ ツールチップを表示(T)
ツールチップにショートカット キー(ALT + キー) (CTRL + キー)を表示します。
⇒ 色(C)...
「作図ウィンドウの色」ダイアログ ボックスを表示します。
コマンドライン ウィンドウの文字色や背景色などを指定します。
⇒ フォント(F)
「コマンドライン ウィンドウのフォント」ダイアログ ボックスを表示します。
コマンド ウィンドウの文字のフォントを指定します。
レイアウト要素
既存のレイアウトと新しいレイアウトのオプションをコントロールします。
レイアウトとは、図面を印刷用に設定するペーパー空間環境のことです。
⇒ [レイアウト]タブと[モデル]タブを表示(L)
作図領域の下部にレイアウト タブとモデル タブが表示されます。
このオプションをオフにすると、タブは表示されず、ステータス バーにボタンが表示されるようになります。
⇒ 印刷可能領域を表示(B)
レイアウトの印刷可能領域を表示します。
印刷可能領域は破線で囲まれた領域で表示されます。
その領域は選択した出力デバイスによって決まります。
⇒ 図面背景を表示する(K)
レイアウトで指定した用紙サイズが表示されます。
用紙サイズと印刷の尺度により、用紙の背景のサイズが決まります。
⇒ 用紙の影を表示(E)
レイアウト用紙の背景の周囲に影が表示されるように指定します。
「背景に用紙を表示」チェック ボックスをオフにすると、このオプションは使用できません。
⇒ 新しいレイアウトに対して[ページ設定管理]を表示(G)
初めてレイアウト タブを選択したときに、「ページ設定管理」ダイアログ ボックスが表示されます。
このダイアログ ボックスを使用して、用紙と印刷の設定に関するオプションを設定できます。
⇒ 新しいレイアウトにビューポートを作成(N)
新しいレイアウトが作成されたときに、自動的にビューポートを 1 つ作成します。
表示解像度
オブジェクトの表示品質をコントロールします。
表示品質を向上させるために高い値を設定すると、パフォーマンスに大きく影響します。
⇒ 円弧と円の滑らかさ(A)
円、円弧、楕円の滑らかさをコントロールします。
指定する値が大きいほど滑らかなオブジェクトが作成されますが、オブジェクトの再作図、画面移動、ズームに時間がかかります。
パフォーマンスを向上させるには、このオプションで小さい値(たとえば 100)を設定して、レンダリングの値を大きくします。
有効な値の範囲は 1 から 20000 です。
既定の設定は 1000 です。
この設定は図面に保存されます。
⇒ ポリライン カーブのセグメント(V)
各ポリライン曲線の生成に使用される線分セグメントの数を指定します。
値が大きいほど、パフォーマンスへの影響が大きくなります。
このオプションを 4 のような小さい値に設定すると、作図のパフォーマンスを最適化できます。
有効な値の範囲は -32767 から 32767 です。
既定の設定は 8 です。
この設定は図面に保存されます。
⇒ レンダリング オブジェクトの滑らかさ(J)
シェーディングやレンダリング処理をしたソリッド曲面の滑らかさをコントロールします。
パフォーマンスを向上させるには、作図時に「レンダリング オブジェクトの滑らかさ」を 1 以下に設定します。
値が大きいほど表示のパフォーマンスが低下し、レンダリングに時間がかかります。
有効な値の範囲は 0.01 から 10 です。
既定の設定は 0.5 です。
この設定は図面に保存されます。
⇒ サーフェスを表現する輪郭線の数(O)
オブジェクトの各サーフェスに描画される輪郭線の数を設定します。
値が大きいほど表示のパフォーマンスが低下し、レンダリングに時間がかかります。
有効な値の範囲は 0 から 2047 です。
既定の設定は 4 です。
この設定は図面に保存されます。
表示機能
パフォーマンスに影響する表示設定をコントロールします。
⇒ ラスターまたはOLE上で画面移動およびズーム(P)
「PAN」コマンドや「ZOOM」コマンドをリアルタイムで実行するときのラスター イメージと OLE オブジェクトの表示をコントロールします。
このチェック ボックスをオフにすると、パフォーマンスを最適化できます。
ドラッグモードがオンのときに、「ラスターイメージまたはOLE上で画面移動およびズーム」チェック ボックスをオンにすると、元のイメージを移動するときに、イメージのコピーがカーソルに合わせて移動されます。
ドラッグ時の表示は、オブジェクトをドラッグするときにオブジェクトの輪郭を表示するかどうかをコントロールします。
システム変数 DRAGMODE はドラッグ表示をコントロールします。
⇒ ラスター イメージのフレームのみをハイライト表示(R)
選択中のラスター イメージの表示をコントロールします。
このチェック ボックスをオンにすると、ラスター イメージを選択したときにフレームだけがハイライト表示されます。
パフォーマンスを最適化するには、このチェック ボックスをオンにします。
⇒ ソリッド塗り潰しを適用(Y)
オブジェクトが塗り潰されて表示されます。
この設定を有効にするには、図面を再作図する必要があります。
この設定は図面に保存されます。
パフォーマンスを最適化するには、このオプションをオフにします。
(システム変数 FILLMODE)「FILL」コマンドの影響を受けるオブジェクトは、ハッチング(塗り潰しを含む)、2D 塗り潰し、幅のあるポリライン、マルチライン、太線です。
⇒ 文字の境界フレームのみを表示(X)
文字オブジェクトは表示されず、文字オブジェクトのフレームが表示されます。
このオプションをオンまたはオフにした後、「REGEN」コマンドを使用して表示を更新する必要があります。
この設定は図面に保存されます。
パフォーマンスを最適化するには、このチェック ボックスをオンにします。
⇒ ソリッドとサーフェスの正確なシルエットを描画(W)
現在の表示スタイルが「2Dワイヤフレーム」または「3Dワイヤフレーム」に設定されているときに、3D ソリッドオブジェクトのシルエット エッジが表示されるかどうかをコントロールします。
クロスヘア カーソルのサイズ(Z)
クロスヘア カーソルのサイズをコントロールします。
有効な値の範囲は、画面全体の 1 から 100% です。
100% に設定すると、クロスヘアの端が表示されなくなります。
99% 以下に設定すると、クロスヘアのサイズは有限になり、作図領域の端に移動してもクロスヘアの端が表示されるようになります。
既定のサイズは 5% です。
フェード コントロール
外部参照のフェードの値をコントロールします。
⇒ 外部参照の表示(E)
外部参照されている図面のフェードの強度の値を指定します。
(システム変数 XDWGFADECTL)このオプションは、画面表示にのみ影響します。
印刷や印刷プレビューには影響しません。
⇒ 参照編集と異尺度対応表現(I)
インプレイス参照編集とビューポート尺度でない異尺度注釈オブジェクトのフェードの強度の値を指定します。
編集中でないオブジェクトは、暗く表示されます。
(システム変数 XFADECTL)インプレイス参照編集により、ブロック参照や外部参照を現在の図面内で編集できます。
既定の設定は 50% で、有効な値の範囲は 0 から 90% です。
オプション ダイアログ
開く/保存タブ
ファイルを開いたり保存するときのオプションをコントロールします。
ファイルの保存
ファイルの保存に関する設定をコントロールします。
⇒ 名前を付けて保存のファイル形式(S):
「SAVE」「SAVEAS」「QSAVE」「WBLOCK」コマンドを使用してファイルを保存するときに使用される有効なファイル形式が表示されます。
このオプションで選択したファイル形式が、「SAVE」「SAVEAS」「QSAVE」「WBLOCK」コマンドを使用して保存するすべての図面の既定のファイル形式になります。
⇒ 異尺度対応オブジェクトの表示の正確性を保持(Y)
異尺度対応オブジェクトの表示の正確性を保持して図面を保存するかどうかを指定します。
⇒ 図面サイズの互換性を保持(G)
図面を開いたり保存するとき、オブジェクトサイズへの制限をコントロールします。
⇒ サムネイル プレビュー設定(T)...
「サムネイル プレビュー設定」ダイアログ ボックスが表示され、図面を保存したときにサムネイル プレビューを更新するかどうかをコントロールできます。
⇒ インクリメンタル保存のパーセンテージ(I)
図面ファイルで無駄に消費できる空間のパーセンテージを指定します。
定期的な完全保存によって、無駄な消費空間は削除されます。
インクリメンタル保存にすると、保存速度が速くなりますが、図面のサイズは大きくなります。
この値を 0 に設定すると、すべての保存は完全保存になります。
パフォーマンスを最適化するには、この値を 50 に設定します。
ハードディスクの空き容量が少ない場合は、25 に設定してください。
20 以下の値に設定すると、「SAVE」および「SAVEAS」コマンドのパフォーマンスが著しく低下します。
ファイルの安全確保
データが失われないようにし、またエラーの検出を支援します。
⇒ 自動保存(U)
指定した間隔で図面が自動的に保存されます。
システム変数 SAVEFILEPATH を使用してすべての自動保存ファイルの場所を指定できます。
読み込み専用のシステム変数 SAVEFILE には、自動保存ファイルの名前が格納されます。
⇒ 保存時にバックアップ コピーを作成(B)
図面を保存するときに図面のバックアップコピーを作成するかどうかを指定します。
⇒ 常時 CRC 確認(V)
図面をオブジェクトを読み込むたびに CRC を実行するかどうかを指定します。
CRC はエラー チェックのためのメカニズムです。
図面の破損が起きたときや、ハードウェアの故障またはソフトウェア エラーが生じたと思われる場合は、このチェック ボックスをオンにします。
⇒ ログ ファイルを保持(L)
テキスト ウィンドウの内容をログ ファイルに書き込みます。
⇒ テンポラリ ファイルのファイル拡張子(P)
テンポラリ保存ファイルの一意の拡張子を指定します。
既定の拡張子は ".sy$" です。
⇒ セキュリティ オプション(O)...
デジタル署名とパスワード オプションを提供します。
ファイルを保存するときにセキュリティ オプションを使用します。
⇒ デジタル署名情報を表示(E)
有効なデジタル署名を持つファイルを開くときに、デジタル署名情報が表示されます。
ファイルを開く
ファイルを開くときのオプションを指定します。
⇒ 最近使用したファイルの一覧に表示する数(N)
すばやく開けるように「ファイル」メニューにリストする最近使用したファイルの数をコントロールします。
有効値は、0 から 9 です。
⇒ タイトル バーに絶対パスを表示(F)
図面が最大化されている場合、図面ウィンドウのタイトル バーまたはアプリケーション ウィンドウのタイトル バーにアクティブな図面の絶対パスが表示されます。
アプリケーション メニュー
⇒ 最近使用したファイルの一覧に表示する数(F)
メニューブラウザの「最近使用したドキュメント」クイック メニューに一覧表示されるファイルの数をコントロールします。
有効値は、0 から 50 です。
外部参照
外部参照の編集およびロードに関する設定をコントロールします。
⇒ 外部参照のディマンド ロード(X):
外部参照のディマンド ロードをコントロールします。
ディマンド ロードにより、外部参照図面のうち現在の図面の再作図に必要となる部分だけをロードでき、パフォーマンスが向上します。
使用不可:
ディマンド ロードをオフにします。
使用可:
ディマンド ロードをオンにして、パフォーマンスを向上させます。
このオプションを選択すると、空間インデックスや画層インデックスを含むクリップされた外部参照を使用する場合のロード処理を強化できます。
この場合、ファイルが参照されているときは、他のユーザーはそのファイルを編集できなくなります。
コピーを使用:
ディマンド ロードをオンにしますが、参照図面のコピーが使用されます。
他のユーザーは、元の図面を編集できます。
⇒ 外部参照画層の変更を保持(C)
外部参照従属画層のプロパティをコントロールします。
外部参照に従属する画層のプロパティと状態の変更を保存します。
図面を再ロードするとき、外部参照に従属する画層に、現在割り当てられているプロパティがそのまま使用されます。
この設定は図面に保存されます。
⇒ 他のユーザによる現在の図面の参照編集を許可(R)
現在の図面ファイルが、別の図面または複数の図面で参照されている場合、インプレイス編集を可能にするかどうかをコントロールします。
この設定は図面に保存されます。
Grx アプリケーション
GRX アプリケーションに関する設定をコントロールします。
⇒ カスタム オブジェクトのプロキシ イメージ(J):
図面内のカスタム プロジェクトの表示をコントロールします。
オプション ダイアログ
基本設定タブ
システムに関するオプションを設定します。
⇒ ブロック エディタ設定(N)...
「ブロック エディタ設定」ダイアログ ボックスが表示されます。
このダイアログ ボックスを使用して、ブロック エディタの環境設定をコントロールすることができます。
⇒ 線の太さを設定(L)...
「線の太さを設定」ダイアログ ボックスが表示されます。
このダイアログ ボックスを使用して、表示プロパティや既定などの線の太さオプションと現在の線の太さを設定します。
⇒ 既定の尺度リスト(D)...
「既定の尺度リスト」ダイアログ ボックスが表示されます。
このダイアログ ボックスで、レイアウト ビューポートや印刷に関するダイアログ ボックスに表示される尺度の既定のリストを管理します。
すべてのカスタム尺度を削除することができ、尺度の既定のリストが保管されます。
Windows 標準処理
キー入力操作と右クリックの動作をコントロールします。
⇒ ダブルクリック編集(O)
図面領域でダブルクリック編集の動作をコントロールします。
⇒ 作図領域のショートカット メニュー(M)
作図領域でポインティング デバイスを右クリックしたときにショートカット メニューが表示されます。
このオプションをオフにすると、右クリックは ENTER と解釈されます。
⇒ 右クリックをカスタマイズ(I)...
「右クリックのカスタマイズ」ダイアログ ボックスが表示され、「作図領域のショートカット メニュー」オプションの詳細を設定します。
挿入尺度
図面にブロックおよび図面を挿入するときの既定の尺度をコントロールします。
⇒ ソース コンテンツ単位(S):
システム変数 INSUNITS が 0(ゼロ)に設定されている場合、挿入元のコンテンツの単位の値を設定します。
(システム変数 INSUNITSDEFSOURCE) 「指定なし - 単位ない」を選択している場合は、挿入時にオブジェクトの尺度設定は行われません。
⇒ ターゲット作図単位(T):
システム変数 INSUNITS が 0(ゼロ)に設定されている場合、挿入先の図面の単位の値を設定します。
フィールド
フィールドに関連する設定を行います。
⇒ フィールドの背景を表示(B)
フィールドを灰色の背景色で表示するかどうかをコントロールします。
(システム変数 FIELDDISPLAY)このチェック ボックスをオフにすると、フィールドには文字の背景と同じ背景が表示されます。
⇒ フィールド更新設定(F)...
「フィールド更新設定」ダイアログ ボックスが表示されます。
座標入力時の優先度
コマンド ラインに入力した座標が、定常オブジェクト スナップより優先されるかどうかをコントロールします。
⇒ 定常オブジェクト スナップを優先(R)
常に、座標入力よりも定常オブジェクト スナップが優先されます。
⇒ キーボード入力を優先(K)
常に、定常オブジェクト スナップよりも座標入力が優先されます。
⇒ スクリプト以外はキーボードを優先(X)
スクリプトの場合を除き、定常オブジェクト スナップよりも座標入力が優先されます。
自動調整寸法
自動調整寸法オブジェクトを作成するか、旧形式の非自動調整寸法オブジェクトを作成するかをコントロールします。
⇒ 新しい自動調整寸法を作成(D)
自動調整寸法を作成します。
自動調整寸法に関連付けられているジオメトリオブジェクトを変更すると、オブジェクトの位置、方向、計測値が自動的に調整されます。
オプション ダイアログ
作成タブ
AutoSnap および AutoTrack などの編集機能のオプションを設定します。
AutoSnap の設定
オブジェクト スナップを使用するときに表示される AutoSnap と呼ばれる表示補助機能に関する設定をコントロールします。
AutoSnap の設定はレジストリに保存されます。
オブジェクトに使用できるすべてのスナップ点を切り替えるには、カーソルまたはターゲット ボックスをオブジェクトに置き、TAB を押します。
⇒ マーカーを表示(M)
AutoSnap マーカーの表示をコントロールします。
マーカーはジオメトリ記号で、クロスヘア カーソルをオブジェクトのスナップ点上に移動すろと表示されます。
⇒ 自動吸着(G)
AutoSnap 自動吸着のオン/オフを切り替えます。
自動吸着は、クロスヘア カーソルの自動移動機能で、クロスヘア カーソルを最も近いスナップ点にロックします。
⇒ AutoSnap ツールチップを表示(T)
AutoSnap ツールチップの表示をコントロールします。
ツールチップは、オブジェクトのどの部分にスナップしているかを表示するラベルです。
⇒ AutoSnap ターゲット ボックスを表示(D)
AutoSnap ターゲット ボックスの表示をコントロールします。
ターゲット ボックスは、オブジェクトにスナップするときに、クロスヘア カーソルの中央に表示されるボックスです。
AutoSnap マーカーのサイズ
AutoSnap マーカーの表示サイズを設定します。
オブジェクト スナップ オプション
オブジェクト スナップのオプションを指定します。
⇒ ハッチング オブジェクトを無視(I)
オブジェクト スナップがオンに設定されているときに、オブジェクト スナップがハッチング パターンを無視するように指定します。
⇒ Z 値を現在の高度に変更(R)
オブジェクト スナップが、オブジェクトスナップ位置の Z 値を無視して、現在の UCS に設定されている高度設定の Z 値を使用するように指定します。
AutoTrack の設定
AutoTrack の動作に関する設定をコントロールします。
極トラッキングまたはオブジェクト スナップ トラッキングをオンにすると、この設定を有効にすることができます。
⇒ 極トラッキング ベクトルを表示(P)
極トラッキングがオンのとき、設定した角度に沿ってベクトルが表示されます。
極トラッキングを使用すると、その角度に合わせて線分を描くことができます。
極角度は、45 度、30 度、15 度のような 90 度の約数です。
3D ビューでは、UCS の Z 軸と平行の極トラッキングベクトルも表示され、ツールチップには角度の方向を表す +Z または -Z(Z軸のどちらの方向かによって異なります)が表示されます。
システム変数 TRACKPATH を 2 に設定すると、このオプションはオフになります。
⇒ フルスクリーン トラッキング ベクトルを表示(F)
トラッキング ベクトルの表示をコントロールします。
トラッキング ベクトルは、オブジェクトを指定した角度で描いたり、他のオブジェクトの位置関係を指定するための直線です。
このチェックボックスをオンにすると、位置合わせベクトルは無限の線として表示されます。
システム変数 TRACKPATH を 1 に設定すると、このオプションはオフになります。
⇒ AutoTrack ツールチップを表示(K)
AutoTrack マーカー、ツールチップ、直交ツールチップの表示をントロールします。
位置合わせ点の取得
⇒ 自動(U)
ターゲット ボックスがオブジェクト スナップ上に移動すると、トラッキング ベクトルが自動的に表示されます。
⇒ [Shift]で取得(Q)
SHIFT を押しながらターゲット ボックスをオブジェクト スナップ上に移動すると、トラッキング ベクトルが自動的に表示されます。
ターゲット ボックス サイズ
AutoSnap ターゲット ボックスの表示サイズを設定します。
「AutoSnapターゲット ボックスを表示」チェック ボックスをオンにしている場合(システム変数 APBOX = 1)、オブジェクトにスナップするときに、ターゲット ボックスがクロスヘア カーソルの中央に表示されます。
ターゲット ボックスのサイズによって、ターゲット ボックスがスナップ点に吸着される前にどの程度までスナップ点に近づけるかが決まります。
有効な範囲は、1 から 50 ピクセルです。
選択セット タブ
ピックボックス サイズ、選択モード、グリップ、グリップ サイズといった、オブジェクトの選択に関するオプションを設定します。
ピックボックス サイズ
ピックボックスの表示サイズをコントロールします。
ピックボックスは、編集コマンド実行時に表示されるオブジェクト選択ツールです。
選択のプレビューの効果
ピックボックス カーソルをオブジェクトに重ねると、そのオブジェクトがハイライト表示されます。
⇒ コマンドがアクティブのとき(S)
コマンドがアクティブでかつプロンプト「オブジェクトを選択」が表示されているときにのみ選択のプレビューを表示します。
⇒ コマンドがアクティブでないとき(W)
コマンドがいずれもアクティブでないときに選択プレビューを表示します。
⇒ 視覚効果の設定(G)...
「視覚効果の設定」ダイアログ ボックスが表示されます。
選択モード
オブジェクトの選択方法に関する設定をコントロールします。
⇒ オブジェクト/編集 選択(N)
コマンドを呼び出す前にオブジェクトを選択できます。
呼び出されるコマンドは、それ以前に選択されているオブジェクトに影響します。
(システム変数 PICKFIRST)この設定は、次に示すさまざまな編集コマンドと照会コマンドに適用されます。
「3DALIGN」「PROPERTIES」「ARRAY」「ERASE」「ROTATE」「BLOCK」「EXPLODE」「SCALE」「CHANGE」「LIST」「STRETCH」「CHPROP」「MIRROR」「WBLOCK」
⇒ 選択セットへの追加に[Shift]を使用(F)
SHIFT を押してオブジェクトを選択したときに、オブジェクトを選択セットに追加したり選択セットから除外します。
SHIFT を押さない場合、選択できるオブジェクトが 1 つに固定されます。
図面上の何もないところで選択窓を描画すると、選択セットを即座にクリアすることができます。
⇒ クリックとドラッグ(D)
1 点目をクリックし、ポインティング デバイスで 2 点目にドラッグすることにより、選択窓を描画できます。
このチェック ボックスをオフにすると、ポインティング デバイスを使用して 2 つの位置を別々にクリックすることにより、選択窓を描画できます。
⇒ 自動窓選択モード(I)
オブジェクト以外の点をクリックしたときに、選択窓の描画が開始されます。
選択窓を左から右へ描画すると、窓枠の中に完全に含まれるオブジェクトが選択されます。
選択窓を右から左へ描画すると、窓枠の中に完全に含まれるオブジェクトと窓枠と交差するオブジェクトが選択されます。
⇒ オブジェクト グループ(O)
オブジェクトグループ内の 1 つのオブジェクトを選択したときに、グループ内のすべてのオブジェクトが選択されます。
「GROUP」コマンドを使用して、オブジェクトのグループを作成し、名前を付けることができます。
このオプションは、システム変数 PICKSTYLE を 1 に設定することでもできます。
⇒ 自動調整ハッチング(V)
自動調整ハッチングを選択したときに、どのオブジェクトが選択されるようにするかを指定します。
このチェック ボックスがオンのときに、自動調整ハッチングを選択すると、境界オブジェクトも選択されます。
このオプションは、システム変数 PICKSTYLE を 2 に設定することでもできます。
グリップサイズ
グリップの表示サイズをコントロールします。
グリップ
グリップに関する設定をコントロールします。
グリップは、オブジェクトを選択したときに、そのオブジェクト上に表示される小さな正方形です。
⇒ 未選択グリップの色(U):
選択されたオブジェクトのグリップの色を指定します。
⇒ 選択グリップの色(C):
選択されたグリップの色を指定します。
⇒ カーソルを合わせた時の色(H):
選択されたオブジェクトのグリップに、カーソルを合わせたときの色を指定します。
⇒ グリップの輪郭色:
選択されたオブジェクトのグリップの輪郭色を指定します。
⇒ グリップを表示(R)
オブジェクトを選択すると、オブジェクト上にグリップが表示されます。
グリップを選択し、ショートカット メニューを使用して、グリップを持つオブジェクトを編集できます。
図面内のグリップを有効にすると、パフォーマンスに大きく影響します。
パフォーマンスを最適化するには、このオプションをオフにします。
⇒ グリップ チップを表示(T)
グリップ チップをサポートするカスタム オブジェクトのグリップ チップの表示を制御します。
標準のオブジェクトには影響しません。
⇒ ダイナミック グリップメニューを表示(U)
ダイナミック グリップメニューの表示を制御します。
多機能グリップのあるオブジェクトの端点にカーソルを合わせた時に、ダイナミック グリップメニューを表示させることができます。
⇒ [Ctrl]での動作を許可(Y)
[Ctrl]キーでの動作の切り替えを許可します。
オブジェクトの端点を選択したときに、[Ctrl]キー で「ストレッチ」と「延長」の動作を切り替えることができます。
⇒ グループに単一グリップを表示(E)
グループ化されたオブジェクトのグリップの表示を制御します。
このオプションを ON にしてグループ化されたオブジェクトを選択すると、グリップの表示が一つになります。
このオプションを OFF にしてグループ化されたオブジェクトを選択すると、グループ化をされていてもオブジェクトごとにグリップが表示されます。
⇒ グループに境界ボックスを表示(X)
グループ化されたオブジェクトの境界ボックスの表示を制御します。
このオプションを ON にしてグループ化されたオブジェクトを選択すると、グループに沿ってグレーの境界線が表示されます。
⇒ グリップ表示に対するオブジェクト選択制限(M)
最初の選択セットに含まれるオブジェクトの数が、指定したオブジェクトの数を超える場合はグリップの表示をオフにします。
有効な値の範囲は 1 から 32767 です。
既定の設定は 100 です。
オプション ダイアログ
プロファイルタブ
プロファイルの使用をコントロールします。
⇒ 利用可能なプロファイル
利用可能なプロファイルのリストが表示されます。
現在のプロファイルを設定するには、プロファイルを選択して、「現在に設定」をクリックします。
⇒ 現在に設定(C)
選択されたプロファイルを現在のプロファイルにします。
⇒ リストに追加(L)...
⇒ 名前変更(N)...
「プロファイルを変更」ダイアログ ボックスが表示され、選択したプロファイルの名前と説明を変更できます。
このオプションにより、現在の設定を保持したままプロファイルの名前を変更することができます。
⇒ 削除(D)
選択されたプロファイルを削除します(現在のプロファイルは削除できません)。
⇒ 書き出し(E)...
拡張子が ".arg" のファイルとしてプロファイルを書き出し、他のユーザーとファイルを共有できるようにします。
このファイルは、同じコンピュータだけではなく、他のコンピュータでも読み込むことができます。
⇒ 読み込み(I)...
「書き出し」オプションを使用して作成されたプロファイル(拡張子が ".arg" のファイル)を読み込みます。
⇒ リセット(R)
選択したプロファイルの値をシステムの既定にリセットします。
オプション ダイアログ
クラウド ストレージの同期設定タブ
今後のクラウドストレージ対応用の設定です。
現在のIJCADでは動作しません。