機能の概要
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ELESETX
コマンドは、電気配線の作図変数を設定します。 |
コマンドアクセス
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リボン : |
[電気設備]タブ - [設定・画層]パネル - |
ツールバー :
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[設定・特性・情報]
- |
メニュー :
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なし |
コマンドライン :
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elesetx |
操
作
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ダイアログボックスで下記の設定をします。
照明器具記号 傍記 色
コンセント口数 傍記 色
自動設定位置 傍記
電線・ケーブル 文字記入 色
ケーブル条数記入
引出線文字 線分色変 色
特記なき場合の既定値
・照明
・コンセント
・弱電設備(1)
・弱電設備(2)
・防災設備
・その他設備
フィレット最大半径
配線切断クリアランス
電線・ケーブル文字高
傍記・引出線文字高
[保存] ボタン … 設定完了
[キャンセル] ボタン … 中止
当コマンドで設定された値は、それぞれ関連するコマンドを実行する際に用いられます。
■ 照明器具記号傍記
「照明器具記号傍記」欄がチェックされていると、照明器具挿入(INSELE/INSELEFL)コマンドで挿入されたシンボルに照明器具記号を傍記します。作図画層は、挿入された画層と同一です。更に、電気変数設定コマンドで、「照明器具記号傍記」の「色」欄に0以外の色番号が設定されていれば、傍記された記号文字の色を変更します。
■ コンセント口数傍記
「コンセント口数傍記」欄がチェックされていると、コンセント挿入(CONCENT)コマンドで挿入されたシンボルにコンセント口数を傍記します。作図画層は、挿入された画層と同一です。更に、電気変数設定コマンドで、「コンセント口数傍記」の「色」欄に0以外の色番号が設定されていれば、傍記された記号文字の色を変更します。
■ 電線・ケーブル文字記入
「電線・ケーブル文字記入」欄がチェックされていると、照明包絡配線(ELELINE)、45°方向電気配線(ELE-LN)、ポリライン入力電気配線(ELE-PLN)、直フィレット電気配線(ELE-PLN1)、曲フィレット電気配線(ELE-PLN3)、盤への電気配線(ELE-PLN2)、円弧状電気配線(ELE-ARC)の各コマンドで作図された配線にその種別を傍記します。
作図画層は、配線のポリラインと同一です。更に、電気変数設定コマンドで、「電線・ケーブル文字記入」の「色」欄に0以外の色番号が設定されていれば、記入された文字の色を変更します。
但し、特記なき場合の既定値「照明」「コンセント」「弱電設備(1)」「弱電設備(2)」「防災設備」「その他設備」欄に入力文字がある場合、対応する種別の電線・ケーブル・電線管には傍記されません。
■ ケーブル条数記入
「ケーブル条数記入」欄がチェックされていると、ケーブルに特記事項を傍記しない場合は条数が記入されます。但し、多数の本数で構成されているケーブルに関しては記入が省略されます。
照明包絡配線(ELELINE)、45°方向電気配線(ELE-LN)、ポリライン入力電気配線(ELE-PLN)、直フィレット電気配線(ELE-PLN1)、曲フィレット電気配線(ELE-PLN3)、盤への電気配線(ELE-PLN2)、円弧状電気配線(ELE-ARC)の各コマンドで作図する際や、電線・ケーブル・電線管全傍記(DR-ELELNTXT)、全電線・ケーブル・電線管傍記削除(DEL-ELELNTXT)、電線・ケーブル・電線管傍記編集(ELELNED)の各コマンドでオブジェクトを編集する際などに対応します。
作図画層は、配線のポリラインと同一です。
■ 引出線文字 線分色変
「引出線文字 線分色変」欄がチェックされ、「色」欄に0以外の色番号が設定されていれば、ケーブルラック/P-BOX引出記入(ELE-RDTXT)コマンド、ケーブルラック配線引出記入(ELE-CRLNTXT)コマンド、電線管バインド文字記入(ELE-KANBIND)コマンドなどで作成された引出し線の色を、指定の色に変換します。
■ フィレット最大半径
「フィレット最大半径」の値は、電線、ケーブル、電線管のポリライン作図の際に、フィレット処理するための最大半径として使用されます。
「配線切断クリアランス」の値は、配線切断(ELELNBRK)コマンドで切断されるポリラインのクリアランスとして使用されます。実際のクリアランスは、この値に縮尺倍の距離になります。
■ 電線・ケーブル文字高
「電線・ケーブル文字高」の値は、上記の電線・ケーブル・電線管の作成系コマンドや、電線・ケーブル文字編集系のコマンドなどで傍記される文字の高さの設定に用います。実際の文字高は、指定された値を縮尺倍したものになります。
■ 傍記・引出線文字高
「傍記・引出線文字高」の値は、上記の照明器具やコンセントの傍記や、引出線文字記入系のコマンドで記入される文字の高さの設定に用います。実際の文字高は、指定された値を縮尺倍したものになります。
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関連事項 :
参照 :
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