ULAYER [ユーザ画層設定]

ULAYER コマンドは、自動画層機能の画層設定を変更設定します。

ダイアログボックスで下記の設定をします。

設定する画層部位 … リストから選択
画層名 … 入力
[図示] ボタン … 図示オブジェクトの画層
色 … リストから選択
[パレット] ボタン … 色選択
線種 … リストから選択
[OK] ボタン … 登録実行
[キャンセル] ボタン … 中止
[既定値に戻す] ボタン

設定が終了したら、[保存] ボタンをクリックします。

｢Calayer.csv｣ファイルで設定される画層部位のリストを内蔵したダイアログボックスが表示され、各画層の設定をします。
実際に用いる画層名は重複してもかまいません。

ユーザ画層を再設定または新規設定の基にする自動画層データファイル「Calayer.csv｣の存在するフォルダ(規定値=IJCAD Arch メインフォルダ)を検索し、保存する際に保存するフォルダを選択することが可能となります。

メインフォルダに保存すれば、常時使用するデータとなりますが、プロジェクト単位に図面ファイルを収納するフォルダに保存すれば、そのプロジェクト設計時のみ利用するデータとなります。即ち、仕事の内容に相応しい画層での作図が容易になるばかりか、CAD の異なるアプリケーションで作成された図面上でも自動画層の機能が存分に発揮できるようになります。
｢CI_LAYER.TXT｣ファイルの HASHIRA=*** および KABE=*** 欄を設定すれば、柱と壁の躯体は同一画層にも異なる画層にも設定できます。同一名の場合は、「柱」および「壁」作図コマンド実行時に、柱壁分離モードを線分結合または線分分離の選択が可能になります。