SXF出力
機 能
SXFOUTコマンドは、現在の図面をSXF形式ファイル(拡張子 *.SFC / *.P21)に変換し、ファイル出力をすることができます。 出力ファイル名は、untitled.p21、Part21形式が初期値となります sfc形式で出力する場合には,拡張子を.sfcに変更してください。
操 作
注1: 次のデータは出力されません。
レイアウト空間、dwg画層設定(色/ロック/画層線種/フリーズ)、グループ注2: 次のデータは表現方法が異なるか、変換が行えないため初期値やSFX形式の値へ変換されます。
◎ユーザー定義線種などの変換不可能な線種・・・実線(CONTINUOUS)へ変換されます。
◎dwg色番号・・・SXF形式のユーザ定義色(R,G,B)へ変換します。
◎寸法設定・・・表現方法が異なります。SXF形式の寸法に変換不可能な場合は、寸法を各要素(線、文字、ブロック)に分解します。また、寸法線や文字列などに別々の色を設定することができないため、SXF形式の寸法色へ変換されます。
◎円弧付ポリライン・・・SXF形式の折れ線と円弧へ分解されます。
◎スプライン(B-スプライン)・・・SXF形式のスプラインは3次ベジェ曲線のため、近似変換されます。
◎ハッチング・・・SXF形式のハッチングへ変換します。表現方法が異なるため、見た目が異なる場合があります。
◎属性定義・・・表示されている場合は、SXF形式の文字列として変換します。
◎マルチライン・・・線要素として分解されます。
◎文字・・・表現方法が異なるため、レイアウトが異なる場合があります。注3: SXF形式の画層数は最大256までのため、256を超えた画層は"0"画層に設定されます。
注4: SXF形式の文字列は 256文字までですがdwg形式では 257文字以上の定義が可能です。そのため、 257文字以降の文字は、変換時に無視されます。
SXF形式ファイルに関して
IJCADのSXF形式入出力機能は、「SXF Ver3.0 フィーチャ仕様書」(建設情報標準化委員会、同CADデータ交換標準小委員会)をもとに作成されています。 また、本機能は[JACIC(財団法人 日本建設情報総合センター)]が策定したCADデータ交換標準 SXF Ver2.0に基づいて開発された「実装用共通ライブラリ」を使用しております。 ご利用にあたっては、『CADデータ交換標準ソフトウェア{Ver2.0} 利用規約』をご確認のうえお使いください。 利用規約は、システムフォルダに保存されています。